お子さまに自分で考えてもらいたいと願っているお母さまが本当に多いです。実は、お子さまが学校の宿題や工作などで試行錯誤している様子を見て、自分で「考えて」いると思っているお母さま、それは実はワナなのかもしれません。
お子さまが何かに迷いながら取組んでいたら、「考えて」いると思いますよね?
そこはハッピーリコリタラボでは、この段階でお子さまの観察を終わらせることはありません。その試行錯誤で、本当にお子さまが「考えて」いるのか?を、お母さまにはもう少し見守っていただきます。
何を言っているのか全く理解できません…そのようなご指摘が聞こえてくるようです。
以前、お母さまの観察力と質問力が高いとお子さまの能力を伸ばすことができることをお伝えしました。観察と質問をすることです。その結果、考えて試行錯誤しているのであれば引き続きお子さまの行動を見守りましょう。しかし試行錯誤は「考えて」いるのではなく、やり方がわからないままであれこれやっているあれば、やり方を改めて伝えることが必要です。
ある例です。
小学3年生のお子さまが割り算の宿題をやっていました。お母さまが観察していると何度もドリルの解答欄を消したり書いたりしています。声かけをしてやり方を説明してもらうと掛け算が間違っていたことが判明しました。ドリルには答えだけ記入するようになっていたので、お子さまができていないことに気がつかなければ、割り算が苦手だと判断していたかもしれません。掛け算を見直す機会もなかったでしょう。掛け算も見直した後に割り算に戻ることで、本人も自信を持って問題を解くことができるようになりました。
もう一つの例、中学生の授業でのやりとりです。この生徒は「先生がそう言う時は答えが間違っているってことだよね…」と言って、先生の反応を見て正解をクイズのように探し始めたのです。彼が言った答えは正解でした。それでその問題の解き方の説明をするように尋ねましたが、説明はできません。答えは正解だったとしてもたまたま合っていたということです。そこでもう一度理解できるように私が解説しました。その後に本人に再度説明してもらうと今度は理解していました。
お母さまは、できる時もできない時もあるのでよく見て解くようにとお子さまに声かけはしていたそうです。
お子さまが何を理解できていないのかを観察し、引き出す質問力は必要です。
お子さまが試行錯誤していたら、声かけをしてその問題と解答について説明を促してみてください。

