お母さまがお子さまと一緒に料理や洗濯、掃除をすることは素晴らしいことです。
ただし、やってもらいたいことをお手伝いしてもらう。それだけだと、その場限りのことにしかなりません。
お子さまに取り組んでもらうお手伝いには、お子さまの能力をさらに引き上げる体験になる仕掛けを入れ込むことができます。
良いことがさらに何倍にもなるように活用する。こういった視点をご自身とお子さまの能力を伸ばしたいお母さまにはもっていただきたいとハッピーリコリタラボでは考えています。
一例です。
あるお母さま、夏休み中に家族の食事を三食作るのが大変だとお話しされていました。そこで、これは良い機会だから子どもたち生活の自立をお勧めしました。夏休み中は登校時間を気にしなくても良いタイミングです。それに、これが実現できるとお母さまは家事の負担を減らせます。
最初、お母さまは子どもたちと一緒に作る予定でした。それが、一週間後の面談で兄弟の時間が合わないので取組めなかったと報告を受けました。そこであらかじめ野菜や他の食材を冷蔵庫に準備しておいて、子ども達が自分で作れるような工夫をしてもらいました。
準備をしておいたことで、子どもたちは自分のタイミングで料理をするようになりました。しばらくするとお昼ごはんは、それが通常モードになりました。お母さまは子どもたちを急かさないでもよくなり、ストレスが半減したと笑って報告してくださいました。
子どもたちは、自分で何かできるようになるとなぜか落ち着いていきます。これが狙いでした。自分は何かできると思えることを日々繰り返すことが大切です。この何かできると思える気持ちが、他のすべての力を身につけるための土台になります。
生活自立をしてもらいたいと漠然とした考えだと、子どもたちにとって目標が高過ぎることになってしまいます。できそうな部分を最小限の負担で行動できるように誘導することで、適切な段階を踏ませていくことができます。
他の記事でお伝えしているように観察力と質問力が身についたお母さまは、このような視点を持つことができます。ハッピーリコリタラボの問題解決ステップは、お母さまの観察力と質問力を格段に引き上げるものになっています。お子さまが小さいうちにお母さまが学ぶことが重要です。

