子どもの不安にどのように対処していらっしゃいますか?
具体的な対処法をお伝えする前に、東日本大震災が起きた時の話をさせてください。
当時私は高校の家庭科教諭でした。
余震が起こる度に携帯電話のアラームが一斉に鳴り響く教室。生徒の安全に責任を持つ立場の私はいつも不安を感じていました。自然災害はいつ起こるかわからないこともあって生徒達も不安だったはずです。
この地震により防災教育の必要性が高くなった教育委員会から、防災をテーマにした授業の依頼を受けました。阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災などのように自分たちが経験した事の無い厳しい状況でも、生徒達が自分で判断して生き抜けるようにしなければと考え、授業の依頼を引き受けました。
授業では調理実習、住居対策、通学途中の被災を考えるなど、様々な状況や視点から生徒達が自分で出来ることを学べるように組み立てました。
不安な気持ちに寄り添う以外にも、不安に対処するための方法はあります。その方法が問題解決ステップを身につけることです。
人は自然災害を前にしたら無力で何もできないと感じて圧倒される。それで人は不安を感じることになります。
そこで、生徒たちが自分で行動できることを考えられるような授業を作りました。まず最初のステップは情報を得ることです。その次のステップでは得た情報を実際の生活の中でどのように適用できそうかを考えてみます。最後には実際に行動したり、行動するイメージをしてもらいます。
この授業の後「ようかん」を通学用のカバンに水と一緒に入れるようにした生徒が何人もいました。授業を通して「ようかん」が携帯食に適していることが生徒達の間で知られて行ったのです。
このように知識を得てなんらかの対策を取ることで不安な気持ちが小さくなっていくこともあります。
ハッピーリコリタラボは小さいころからお子さま自身が自分にできることは何か?と普通に考えられるようになってもらいたいと願っています。それを実現するのが問題解決ステップです。自分にできることを探せるなら、自己肯定感が低いなどといった悩みを持つ必要は気がついてみるとなくなって行くことでしょう。そして、起きている問題に対してできることを探せるお子さまは、沢山のことが実際にできるようになります。この先に、自分の問題を解決するために考える(情報を集め、検討し、行動する)ように育っていくのだと確信しています。
最後に地震や災害に不安を持っているお子さまへの具体的なアドバイスは公式LINEお友だち登録後にお送りします。

