お子さまが成功した時に、お母さまが喜ぶことがなぜワナなのでしょうか?ハッピーリコリタラボで「人に応援されるお子さまを育てるお母さま」と「人に応援されるお子さま」になってもらうためです。そのために、お子さまが成功した時にこそ、まずお母さまがお子さまのためにしてあげられる声かけがあります。
子ども自身が満足したことを自分で感じられること、それがお子さまにとっても、お子さまの今後にとってもかなり重要なことです。なのでお母さまからは、満足した表情や言葉があった後に「やってみてどうだった?」と聴いてあげて欲しいのです。
そして「頑張ったところはある?」とお子さま自身の成功までの道のりを大切にする声かけが。この声かけが、後にお子さまの自己肯定感につながっていくのです。
週に一度の面談を重ねるうちに、お母さま方のお子さまについての報告がどんどんと変化していきます。最初は漢字のテストの点数が悪かったことに腹を立てていたのが、もう一度満点が取れるまでやってみようと勉強するようになる。多少の困難があっても習い事をやめたいと言わなくなってくる。中には、難しい問題に自分からチャレンジしたいと言ってきたりすることもあります。
問題解決ステップの中で成功した行動を認識できるような聴き取りをしていると、実際に子どもの変化が起こってきます。
ある生徒は、漢字が苦手で学校からも漢字の勉強をするように言われていました。漢字の書き取りが宿題で出されるようになります。自宅でその書き取りを丁寧に書くこともあれば、雑に書くこともあります。勉強に向かう姿勢にムラがあります。
しかし、ある時の学校のテストでまわりに比べて漢字の点数が取れたことがありました。
その時、彼はお母さまに向かって漢字を頑張ると宣言し、それ以降お母さまが特に声をかけなくても自分で漢字を勉強するようになっていきました。
漢字が苦手、面倒と言っているお子さまに指導するステップがあります。
お母さまたちにこのステップに取り組んでもらうと、お子さまはこのように自分で勉強するようになっていきます。
別の生徒が面談の際に漢字の点数が良かったと伝えてくれました。そこで、なぜ高得点だったのかを質問してみました。本人はしばらく考えて自分は何度も苦手な漢字を練習したこと、お母さんにテストで書けなかった漢字を出してもらったこと、週二回必ず漢字を練習していることを思い出しながら話してくれました。
こうして、うまく行ったことを自分で自覚して話せるように質問することもステップの一つとして行います。
うまくいった行動も本人が自覚していなければ再現性が低くなります。反対に自分の成功したやり方が認識できていれば何度でも同じように再現できるでしょう。
それでも、もしできなかった場合は自分で認識しているやり方を工夫してできるようにしていけるでしょう。こういったことで自分はできると根拠を持って言える子どもになって行きます。この積み重ねが自己肯定感に育っていきます。
ハッピーリコリタラボでは、意識して「自己肯定感」を上げようとはしません。なぜなら問題解決ステップを身につけていくとお母さまもお子さまも自然と自己肯定感が上がってくることはわかっているからです。

