ポジティブ思考もワナ

同じ失敗を繰り返すお子さまに困っているお母さまへ

失敗を繰り返してしまうことの考えられる原因がいくつかあります。その一つを取り上げて解説してみましょう。

それはポジティブ思考です。

ある生徒と先生の会話

先生 今回数学のテスト、どの問題ができなかったの?
生徒 もう少し点が取れていると思ったんですよね…うーん、最後あたりの問題だったと思います。あそこ配点が高いから
先生 それができなかったんだ…他には?
生徒 細かいことまで覚えてないですよ。
テスト終わったら忘れちゃう…次は頑張ります!

落ち込んだ様子も見られませんでした。次は前向きに頑張るそうです。

この生徒は、失敗したことについて、なんでできなかったのか問題点を認識していませんでした。失敗の理由を質問するともう済んだことだからと言って覚えていないとのことです。気持ちが前向きなのは良いことです。

しかし失敗した理由がわからなければ、改善につながりません。なぜ失敗したのか、できなかったのか?と問題点を自分で見つけないまま、まぁいいか!と終わらせてしまいます。
このような問題点を認識しない生徒は、結局また同じ失敗を繰り返すことにつながってしまうのです。

別の生徒との会話です。

先生 今回数学のテスト、どの問題ができなかったの?
生徒 もう少し点が取れていると思ったんですよね…うーん、最後あたりの問題だったと思います。そもそも何の公式を使うのかわからなかったんです。
先生 それができなかったんだ…他には?
生徒 計算問題の2問がケアレスミスしてました。見直しできていたら気がついたと思って悔しいなぁ。
先生 計算問題はどこかにメモしてあったの?
生徒 そこなんです。実は時間が無くて見直しできなかったんですよね。
先生 なるほどね。時間なかったのね。次はどうする?
生徒 結果的に数学の勉強時間が少なくて、しっかり理解できていなかったから最後の問題に時間がかかり見直しができていない。ちゃんと勉強時間を確保する…ですね。
先生 じゃあ自分で上手くいかなかったらまた相談においで…

特に落ち込んだ様子は見られません。この生徒は失敗したことについて問題点を自分なりに分析していました。失敗の理由を質問すると自分の問題点を話すことができます。更には勉強時間の工夫をしています。

だめだった、できない!などといった自己否定に陥ることなく前向きでいられるのは問題を解決出来ると考えられるからです。上手くできれば、その問題が改善できることを知っているからです。

ハッピーリコリタラボが提供する問題解決ステップにはポジティブ、ネガティヴとは関係の無い、単に事実を見直していきます。問題解決ステップをお母さまが学ぶことで、お子さまが失敗を過度に恐れたり、過度に楽観することも無くなります。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!