問題解決のステップで小学5年生女子がマルシェ出店

地域のマルシェに参加するかしないかをテーマに授業をしました。

彼女は、マルシェの出店について元々あまり乗り気ではありませんでした。
それでこれを参加、不参加判断するために問題解決の経験の一つにすることにしました。
なんとなく気分で参加するか不参加にするかを決めるのではなく、理由を明らかにした上で本人が問題解決できるように持って行けるよう授業を進めました。

まずは今回のマルシェについてよく分かっていない部分があったので情報を集めます。2人で日程や開催場所、主催者の目的などをチラシやホームページなどで調べました。

調べていく中で、マルシェに出店するとなった場合に、気になることが出てきます。自分が一生懸命取り組んできたクラブの発表の時期が重なっていること。それでカレンダーを実際に見ながらマルシェの日時、クラブの発表のための準備期間、発表の日を確認したところもともと想像してしていたのと違ってそれほど日時が重なっていなかったことに気づきます。

一つ目の不安が無くなった後にもう一つ、自分一人で出店することが不安に感じるといういう言葉が出てきました。
それについては、マルシェの出店で具体的に何をするのかを仮に決めていくことで、自然と不安が消えていったようです。

この段階まで、作業を進めた結果、彼女本人がマルシェに参加しようと決めました。

ここで問題解決のために何をしたのか流れをまとめてみます。

1 何を決めたいのか? を明らかにする

2 マルシェ主催者の目的、日時などの情報を調べる

3 自分の気になっていることを挙げる

4 仮に参加するとしたらどうするかを想像してみる

5 3で出した気になることが、解決したかまだ不安かを見てみる

6 不安なことに関係する情報を調べる

7 参加 不参加 を決める

8 自分の目標を決める

9 マルシェまでのスケジュールを大まかに決める

この順番で授業を進めていきました。

それで、まずは授業でレジンのアクセサリ―で出店することに決めました。ところが一週間後の授業で扱うものを変更すると報告があります。レジンの材料などを調べたら値段が高くなってしまうとのこと。彼女が自分で調べて考えてレジンはマルシェに適していないと判断します。それで結局スライムをお客さんが自分で作るお店にすることになりました。

こうして彼女は自分で問題解決できるようになっていきました。

お母さまの感想の中に問題解決を意識しないで、それを彼女自身が楽しんでいる様子が表れています。

スライムの材料は、何を使うかもいくつか試していました。本人がネットで調べ、どのくらいの量がベストか試作も自らやっていました。私は「いろいろやってみたら~。」くらいしか声かけしていません。子どもの様子を観察していると、好奇心から動いているように見えました。実験のような作業の楽しさからいろいろ試して記録し、作ったものを保管しているようでした。

今回、本人がよく言っていた言葉は
「あー、楽しかった❤️目標の金額もクリアしたし、私、頑張ったよ😁」でした。

本当に満足のいくものだったのがとても伝わってきました。
後日の授業で、もう1人でできます…と本人が言っていました。体験して自信がついたのだと思います。

後日、授業で今回のマルシェの報告をしてもらいました。一人で工夫して作ったパワーポイントと実際のスライム数種類、失敗したものも見せてくれました。失敗の理由を質問すると本人なりの考察がありました。

最初は一緒に取組むことで問題解決の方法を体験してもらいます。
その時にお母さまに注意してもらいたいポイントがあります。子どもからの行動を引き出すために、お母さまが子どもより先に行動しないようにしてください。子ども本人が出来ることを見極めた上で、親はあくまでお手伝いするような感じで進めていくのが良いと思います。子どもがなかなか決めることが出来ずに返事が遅くなったとしても、待つ余裕が必要です。

問題解決の方法を伝えた後に起こる変化は、その子どもによってさまざまです。どのような芽が出るか、楽しみにしていけたら良いですね。

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